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REFORM SHOW ROOM ブログ 冬の浴室と高齢者のリスク

冬の浴室と高齢者のリスク

皆様こんにちは。ヤマサリフォーム鹿児島店店舗アドバイザーの竹ノ内です。

今年もあっという間に10月ですね( ゚Д゚) 歳を取るたびに1年がどんどん早く過ぎていく気が

します。

最近は夏から秋への季節の移り変わりを感じる間もなく、急に寒くなり冬がやってきます。

お家の中でも特に寒さを感じるのが【浴室】

今回は冬の浴室とそれに対する高齢者のリスクについてお話したいと思います。


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寒いお風呂でのリスク



1.ヒートショック現象

・原因 :寒い脱衣所・浴室から熱い湯船に入ることで、急激な血圧変動が起こる

・結果 :心筋梗塞・脳卒中・失神⇒転倒・溺水などの二次被害

・高齢者に多い理由 :血管の柔軟性低下や循環機能の衰えにより、温度変化に弱くなるため


2.転倒・滑倒のリスク


・濡れた床・段差・滑りやすいマット

・筋力バランス感覚の低下により、転倒しやすい

このように入口の段差を無くすと転倒の危険もなく、安心ですよね!


3.脱水症・長風呂の危険

・長く湯船に浸かることで、脱水や体力低下

・自力で出られなくなるケースも・・



対策と工夫


◆浴室・脱衣所の温度管理

・暖房器具 (浴室暖房乾燥機、脱衣所ヒーター)

・入浴l前に浴室にシャワーで湯気を立てておく



最近は脱衣室にヒーターを置くと倒す危険性があるとのことで、システムバスに設置した

浴室暖房乾燥機のスイッチを入浴前に入れ、脱衣室ごと暖かくする方が多くなっています。




◆入浴方法の工夫

・湯温は38~40度が目安(熱すぎるのはNG)

・浴槽に入る前にかけ湯で体を慣らす

・長風呂は避け、10分程度を目安に

・家族と同居している場合は『入浴中は声をかける』など見守り体制


◆安全面の整備

・手すりの設置(浴槽内・出入口・脱衣所)

・すべり止めマットの使用

・緊急呼び出しボタンの設置(可能であれば)


リフォーム工事の際に浴室に手すりつける




浴槽の大きさや形状も大事!です。

大きい浴槽は足を伸ばせてゆったり入れる!と思いがちですが、高齢になると

かえって危険なケースがあります。

浴槽で滑ってしまって立ち上がれなかったり、体が小さい方ほど足を踏ん張れなかったり

して立ち上がるのも大変!!です。

ベンチが付いた浴槽や可能であれば一回り小さめの浴槽に変更するのもありだと思います。


また、断熱の面で浴室に内窓を付けるだけでも暖かさがだいぶ変わります。

国の補助金が出るため、今年も多くの方が内窓をお付けになり

ました!(注:補助金申請には条件がございます)



冬の浴室は高齢者にとって最も危険な場所のひとつです。

特にヒートショックの対策は重要です。

家族みんなが温度管理・安全対策をしっかり心がけることで、事故を防ぐことができます。

お風呂の時間を楽しい癒しの時間にするために、できる対策から始めましょう!(^^)!


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ヤマサリフォームでは様々な水廻り商品のリフォーム工事を承っております。

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