トイレリフォームのポイント
トイレは10年、20年と使い続けるもの。
年齢を重ねても、使いやすいトイレに。
トイレは毎日使うからこそ、リフォームで失敗したくない場所ですよね。トイレは頻繁にリフォームをする場所ではありませんので、仮にこれから20年使用できると考え、20年後・老後のことを見据えて、トイレの広さ、手洗い器、手すりの設置なども検討しましょう。
トイレリフォームでできること
毎日使うトイレだからこそこだわりたい場所ですよね。十年ひと昔という言葉通り、研究・開発を重ね、トイレ設備はどんどん進化しています。あなたが今感じている不便は何ですか？ そして、どんなトイレが欲しいですか？ ここでは、リフォームを上手に進めるために、トイレリフォームのいくつかのタイプをお伝えします。
トイレリフォーム３つのタイプ
トイレリフォームは、大きく３つのタイプに分けられます。それぞれの特徴と注意点を見てみましょう。
便座交換のリフォーム
ウォッシュレットに交換する、シンプルなリフォーム。
（工期の目安：30分〜2時間）
便座を交換するだけで、格段に心地よさを実感できます。座ったときの暖かさや気持ちの良い洗浄感はもちろん、最近は使うたびに除菌するタイプや水が自動で流れるタイプなど、うれしい機能が盛りだくさん。ご家族の生活スタイルに合わせて選んでください。
リフォームの注意点
事前にコンセントの有無を調べましょう。
トイレ交換のリフォーム
トイレ本体まるごとを交換するリフォーム。
（工期の目安：半日〜１日）
最新トイレに交換すれば、掃除の負担が減る上、とても経済的。毎日普通に使っているだけで大きな節水効果があるタイプや、掃除のしやすい形状などありがたい機能がいっぱいです。さらに、タンクレスにすれば、部屋が広く感じられてすっきり感もアップ。
リフォームの注意点
古いトイレと最新トイレでは大きさや形状が異なるため、古いトイレの跡が残る可能性も。タンクレスの場合は、手を洗う場所の検討が必要です。
内装まで含めたリフォーム
トイレ設備の交換と一緒に、
床や壁も一新するリフォーム。
（工期の目安：１〜２日）
トイレ設備の交換により快適になるのはもちろんのこと、床や壁の素材とデザインを好きなものに変えられるため、空間全体を美しく仕上げることができます。まるでカフェのトイレのようなおしゃれな空間や、リビングのテイストと調和する上質な空間も思いのまま。
リフォームの注意点
トイレ交換のリフォームと比べて工期が長くなります。また、床材を今とは違う素材に変更する場合、段差が出ることも。
お年寄りやお子様に優しいバリアフリーリフォーム。
（工期の目安：２日〜）
手すりを設置したり、廊下との段差を解消したり、車椅子が入れるようにドアを交換したりすることにより、お年寄りや小さなお子様が安心して使えるトイレに。さらに、収納棚を設ければ、ごちゃごちゃしないすっきりと美しい空間に。
リフォームの注意点
内装までのリフォームと比べて工期が長くなります。また、壁下地を入れる工事、配管工事（給水・排水）、床下地の組み換えが工事が発生します。構造上、実施できるかどうか、事前に確認しましょう。
